体重が減っているのに体脂肪率が変わらない理由。
こんにちは。
ポチです。
減量開始から42日、
75キロ→68.0キロ(-7.0キロ)。
だいぶ減りましたね。
7キロ減ると見た目も結構変化してきた感じがしますね。
さて、
今日は体重と体脂肪の関係、シンプルな算数のお話です。
現在約1ヶ月半で約ー7キロと順調に減ってきている体重ですが、
一方体脂肪率はと言うと、
20%程度から18%とそこまで変わっていません。
(日によっては20%に戻る時もある。)
そもそも体脂肪率の計測に関してはタイミングによる変動が大きいですし、
機械の数値も正確ではないという事もありますが、
一旦その話は今回は置いておきます。
そもそもの勘違いから正しいお話を最初にします。
「体重が減れば体脂肪率も落ちると思っていませんか?」
ここで算数的なお話です。
Aさんは現在体脂肪率20%で、
体重100キロからダイエットで90キロに痩せました。
しかし、体脂肪率は20%のままでした。
さて問題です。
Aさんは体脂肪はまったく減らず、
筋肉量や水分量、なんなら骨が弱ったのでしょうか?
A、体脂肪はちゃんと減っています。
考えればわかるお話ですが、
100キロの体脂肪率20%は、体脂肪量20キロ。
しかし、
90キロの体脂肪率20%は、体脂肪量18キロ。
ちゃんと体脂肪量は2キロ減っています。
ここが簡単そうで案外見落としてしまう部分になります。
重量のキロやグラムの話とパーセントの話は別です。
分母と分子の話です。
分母が減っているので、分子が同様に減っても率は変わらないと言うことです。
つまり、
体重が落ちて体脂肪率が変わらないのであれば、
体脂肪量は減っているということになります。
このことを理解した上で、
じゃあ体脂肪率とどう向き合っていくべきなのかという点ですが、
「気にする必要は無い」という結論になります。
理由はいくつかありますが、
体重計の体脂肪測定自体が正確ではない事と合わせて、
人の体は大きく、
筋肉・水分・体脂肪・骨の4つで構成されています。
厳密に言うと他にも色々ありますが。
骨に関しては病気等の原因以外では大きく変化しないので割愛。
筋肉・水分・体脂肪の中での体脂肪での割合が「体脂肪率」となります。
例えば、
サウナ等で汗を沢山かいた後に、
体重計にのってみると体重は落ち、体脂肪率は増えていると思います。
単純に体の中の水分量が減ったので、
体脂肪のパーセンテージが増えたからです。
これで体脂肪率が参考にならない事がわかったと思います。
余談ですが筋肉量の話です。
よく食事制限によるダイエットで筋肉量が落ちると、
代謝が悪くなるのでジムで筋トレしましょうみたいな話があります。
間違いではないのですが、
これも以前お話をした誰かが得する話に入ります。
そう、ジムやトレーナーが得をする話です。
前提として、
人の体の筋肉量は体重と違ってそう簡単に短期間では減っていきません。
勿論時間をかけて衰えてはいきます。
普通の人は20代の頃より30代の方が筋肉量が落ちていると思います。
それは、
元々ある筋肉を維持する事が出来ていないからです。
逆を言えば、
今の筋肉量を減らさない最低限の日常的な運動をしていれば、
筋肉量は増えることはなくても、
ガンガン減っていくことはあり得ないのです。
これが私が言っているジムに行く必要はないという話の根源になります。
勿論、
減ってしまった筋肉を増やしたい!
マッチョになりたい!
そういう方は正しいトレーナーに見て貰う事はオススメします。
筋トレも結構奥が深いです。
素人が間違った方法でやった気になったところで、
簡単に増える物ではありません。
そこだけは覚えておいて下さい。
最後に、
では体重以外にダイエットの目安になるものは何か。
それは見た目と周囲です。
人の頭の上にその人の体重や体脂肪が表示されていれば話は別ですが、
何キロ、何%みたいな事は他人は気にしていません。
すべては見た目です。
見た目の変化をチェックする為に、
全身が映る姿見がない人は是非購入して下さい。
そして、
服のサイズ等に影響する周囲、
こちらも参考になるわかりやすい数字です。
是非メジャーも合わせてゲットして下さい。
少なくても体重計よりは参考になると思います。
それでは。